対応可能決済方法について
CREARY はクリエイター図鑑サービスであり、決済処理そのものは行いません。各クリエイターが「対応可能な決済方法」を自己申告で登録できる仕組みです。依頼者は実際の取引先(クリエイター本人)と直接やり取りします。
このページでは、CREARY が掲載している決済方法の一覧と、各サービスの規約上の注意点をまとめています。
※ このページの情報は 2026 年 5 月時点の各社公式情報に基づいています。手数料・申込み条件・規約は予告なく変更されることがあるため、実際に契約する際は必ず最新の各社公式情報をご確認ください。
1. 掲載方針
CREARY は次の方針で「対応可能決済方法」のマスタを管理しています。
- 自己申告制: クリエイター本人が「自分は対応できる」と申告した方法のみ表示します
- 規約違反になりうるサービスは掲載しません: 「商品・サービスの対価としての受領」が禁じられているもの(ギフト券各種など)は選択肢から除外しています
- 加盟店契約が必要なサービスには注意喚起を表示します: QR コード決済は登録時に契約状況の確認を案内します
- 表示するのは「対応可能な手段」: 実際の支払いフロー・契約・トラブル対応はクリエイターと依頼者の間で完結します。CREARY は介在しません
2. 掲載している決済方法(6カテゴリ・32件)
A. キャッシュレス決済(5件)
クレジットカード / PayPal / Apple Pay / Google Pay / キャリア決済
※ 「キャリア決済」はドコモ払い / auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払いをまとめた表記です(QR コード決済アプリの d払い / au PAY とは別物)。ココナラ・BOOTH・SUZURI など大手プラットフォーム経由の依頼で対応されています。
B. QR コード決済(5件)⚠️ 加盟店契約必須 / 対面とオンラインは別契約
PayPay / 楽天ペイ / d払い / au PAY / メルペイ
C. 銀行・現金・コンビニ系(6件)
銀行振込 / 郵便振替 / 現金 / コンビニ決済 / 請求書払い / 暗号資産
※ コンビニ決済はクリエイターが直接コンビニチェーンと契約することはなく、決済代行サービス(Stripe・Komoju 等)経由で対応するのが一般的です。
D. 決済代行サービス・決済プラットフォーム(4件)💡 個人事業主向け実用候補
Stripe / Square / Komoju / STORES 決済
E. 依頼プラットフォーム経由(10件)
ココナラ / Skeb / nizima / pixivリクエスト / SKIMA / ENRAI / つなぐ / BOOTH / SUZURI / Xfolio
F. その他(2件)
要相談 / その他
3. ⚠️ QR コード決済を選ぶ前に(対面とオンラインは別契約)
PayPay / 楽天ペイ / d払い / au PAY / メルペイ の個人間送金機能で報酬を受け取ることは、各社の利用規約で明確に禁止されています。
クリエイターが報酬を受け取るには、各サービスで加盟店契約を結ぶ必要があります。さらに、QR コード決済は「対面(実店舗)決済」と「オンライン決済」で別々の契約・別々の手数料になっています。
リモートで報酬を受け取る場合は「オンライン決済」契約が必要で、対面用の QR を流用するのは規約違反です。
なぜ個人送金で受け取ってはいけないのか
QR コード決済の残高は、資金決済法上「前払式支払手段」または「資金移動業」として規制されています。個人間送金機能は「友人間の割り勘・贈与」が前提で、業務上の対価を不特定多数から繰り返し受け取ることは制度上想定されていません。
規約違反が確認された場合、アカウント停止・残高没収のリスクがあります。
対面決済とオンライン決済の違い(リモート受託は「オンライン」が必要)
CREARY のクリエイター(イラスト・音楽・映像等の受託制作)が**リモートで報酬を受け取る**には、「対面決済」ではなく「オンライン決済」契約が必要です。両者は別申込み・別審査・別手数料です。
| サービス | 対面(実店舗) | オンライン | リモート受託に |
|---|---|---|---|
| PayPay | 1.60〜1.98% 申込みページ | 物販 3.8% / デジコン 10% 申込みページ | △ デジコン扱いだと手数料 10% |
| 楽天ペイ | 2.20% 申込みページ | 物販 4.0% / デジコン 8%〜 申込みページ | △ 事業サイトURL・特商法ページ・事業用メール必須 |
| d払い | 2.6% 申込みページ | 非公開(個別交渉) 問い合わせ | ✕ 個人事業主向け窓口なし |
| au PAY | 2.6% 申込みページ | 非公開(問い合わせ) 問い合わせ | ✕ 個人事業主向け窓口なし |
| メルペイ | 2.6% 申込みページ | 非公開(順次展開中) 問い合わせ | ✕ 一般受付なし |
※ 2026 年 5 月時点の情報です。手数料・申込条件は変動するため、申込時に最新情報を確認してください。
※ 「デジコン」= デジタルコンテンツ(イラスト・音楽データ・映像データ等の電子的成果物)
💡 結論: 多くの個人クリエイターにとって、QR コード決済(オンライン契約)は手数料が高い・申込みハードルが高い傾向にあります。実店舗を持たないクリエイターの場合、次節の決済代行サービス(Stripe・Square・Komoju・STORES)を経由する方が手続きが楽で、複数のカード会社・決済手段に一括対応できるためおすすめです。
4. 💡 決済代行サービスという選択肢(個人事業主向け)
クリエイター個人が、クレジットカード会社や QR 決済各社と個別に契約するのは大変です。各社それぞれに審査があり、手数料も別々、入金サイクルもバラバラ、開発も必要。
これを1 つの窓口でまとめて契約・運用できるのが「決済代行サービス」です。CREARY のマスタには以下の 4 社を「決済代行・決済プラットフォーム」カテゴリで掲載しています。
決済代行サービスのメリット
- 1 つの契約でカード・QR・コンビニなど多種を一括対応: 個別契約より圧倒的に楽
- 個人事業主でも契約可能: 法人格不要、開業届や本人確認のみで申込可能なケースが多い
- 請求書 URL 発行機能: 一部サービス(Stripe Payment Links / Square Invoices 等)はクライアントに「このリンクから払ってください」と送るだけで運用できます
- 銀行口座への自動入金: 各サービスの入金サイクル管理が不要
- QR 決済のオンライン契約代替: PayPay / 楽天ペイ等のオンライン契約をしなくても、決済代行経由で間接的に受け入れ可能
⚠️ サイト要否はサービス・利用形態により異なります
決済代行は「請求書ベース運用」ならサイトなしでも始められるケースがありますが、本格運用やオンラインショップ統合では事業サイト URL の提示が必要になる場合があります。Komoju や STORES 決済(オンライン)は事業サイト URL を求められる傾向があります。申込み前に各社の最新の必要書類・申込条件を必ずご確認ください。
各サービスの比較
| サービス | 個人事業主 | 海外居住 | 手数料 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Stripe | ○ 可能 | △ 各国版必要 | 3.6% | 決済リンク・請求書ベース運用可。コンビニ決済は創業3年以上の個人事業主のみ(セブン非対応) |
| Square | ○ 可能 (開業届不要) | ✕ 日本住所必須 | 2.5〜3.25% | Square 請求書経由でコンビニ決済も可(手数料は問い合わせ)。対面決済機能もあり兼用可 |
| Komoju | ○ 可能 | ○ 海外事業者対応 | 3.25% | 日本系決済に強い、手数料 2.75% と低水準。コンビニは個人事業主だと 5 チェーン(デイリー/ファミマ/ローソン/ミニストップ/セイコーマート)、セブンは法人契約のみ。海外事業者可 |
| STORES 決済 | ○ 可能 | △ 日本住所推定 | 対面 2.48% オンライン 5% (フリープラン) | 対面決済から発展、ネットショップ連携あり。コンビニはセブン非対応 |
※ 2026 年 5 月時点の情報です。手数料・申込条件は変動するため、申込時に最新情報を確認してください。
💡 こんなクリエイターには決済代行が向いています
・個別の決済会社(カード会社・QR 決済各社)と契約・管理する手間を省きたい
・複数のクライアントから多様な決済手段で受け取りたい
・QR 決済各社のオンライン契約は手数料・要件が厳しいと感じている
・カード払い・コンビニ払いなどに一括対応したい
・将来クライアントが海外も含めて広がる可能性がある(Stripe / Komoju)
🏪 コンビニ決済を受けたい場合
コンビニチェーンと直接契約することは不可能です(各チェーンが外部事業者からの直接契約を受け付けていないため)。決済代行サービス経由が唯一の選択肢です。
個人事業主向け選択肢サマリー:
- Komoju: 5 チェーン対応(デイリーヤマザキ / ファミリーマート / ローソン / ミニストップ / セイコーマート)、手数料 2.75% と最安水準。Payment Links / Invoice 連携可。セブンイレブンは法人契約のみ
- Stripe: 4 チェーン対応(セブン非対応)、手数料 3.6%。創業 3 年以上の個人事業主のみ利用可能
- Square / STORES 決済: 請求書機能経由で対応、手数料は申込みベースで個別問合せ
※ セブンイレブンを含めて全コンビニに対応したい場合、現状は法人化 + Komoju 契約が必要です。
※ 2026 年 5 月時点の情報です。各社の対応状況は変動するため、申込時に最新情報をご確認ください。
5. ⚠️ PayPal の凍結リスクについて
PayPal は個人事業主でもビジネスアカウントで利用できますが、業界内で次のリスクが報告されています。
- 無形商材(イラスト・音楽・ボイス・コンサル等のデジタル/役務)は「高リスク取引」と PayPal 内部判定されやすく、突然のアカウント凍結事例が複数報告されています
- 凍結時は最大 180 日間資金が動かせなくなる可能性があります
- 役務・デジタルコンテンツは原則として PayPal Seller Protection(売り手保護)の対象外です。チャージバック発生時は全額負担となります
CREARY としては、PayPal を選択する場合でも 代替手段(銀行振込・Stripe 等)を併設することを推奨します。
※ 2026 年 5 月時点の情報です。参考: PayPal ユーザー規約 / PayPal Acceptable Use Policy
6. ⚠️ R18 コンテンツについて
掲載している決済代行サービス 4 社(Stripe / Square / Komoju / STORES 決済)は、いずれも成人向けコンテンツの取扱を利用規約で明示的に禁止しています。
成人向け作品を制作するクリエイターがこれらのサービスで報酬を受け取ることは、アカウント停止・資金保留のリスクがあります。各社の禁止業種ページを必ず事前に確認してください。
※ 2026 年 5 月時点の情報です。将来 CREARY が R18 対応する際は、これらのサービスを R18 クリエイターが選択できないよう制御する予定です。
7. Apple Pay / Google Pay の扱い
Apple Pay / Google Pay は、登録済みのクレジットカードをスマートフォン経由で使うためのウォレット(カード払いのデバイス側プロキシ)です。Apple / Google 自身が決済ネットワークを持っているわけではありません。
クリエイターが「Apple Pay で受け付けます」と単独で表現することは構造的にできません。受け取り側にはクレジットカード会社との加盟店契約(Stripe・Square・STORES 決済等を介する形が一般的)が別途必要です。
CREARY では「対応可能リスト」として表示しますが、「○○ Pay で受け取る」という強い表現は避けます。実態としてはクレジットカード払いの一形態として理解してください。
8. CREARY が掲載していない決済方法とその理由
以下は「ありそうだけど CREARY のマスタには入れていない」決済方法と、その理由です。
🚫 ギフト券各種(Amazon / Apple / Google Play)
各サービスの規約上、業務報酬としての受領を直接禁止する条文の明示度には差がありますが、いずれも「使用目的の限定」「換金・転売・譲渡の禁止」「有害利用の禁止」などにより、業務対価としての受領は規約上の目的外利用に該当するリスクが高いと判断し、CREARY のマスタからは除外しています。
- Amazon ギフト券: Amazon.co.jp のギフトカード注意ページで「Amazon.co.jp のサイト以外で提供されている商品やサービスに対する支払としてギフトカードを提供したり受領すること」が明示的に禁止されており、第三者から支払い手段として要求された場合は「詐欺の可能性」とまで明記されています (ギフトカード注意) (禁止用途ポリシー PDF)
- Apple ギフトカード: 業務報酬としての受領を直接禁止する条文は無いが、「換金不可」「転売不可」「譲渡不可」「有害利用禁止」の組み合わせから、業務対価としての受領は規約上の目的外利用に該当する可能性が高い (利用規約)
- Google Play ギフトカード: 業務報酬としての受領を直接禁止する条文は無いが、使用目的が「Google Play および YouTube 上での対象コンテンツの購入」に限定され、「有償で転売、交換又は譲渡することはできません」と規定。業務対価の流通は目的外利用に該当する可能性が高い (利用規約)
※ CREARY としての判断: 明示的な業務報酬禁止条文の有無に関わらず、ギフト券は「特定サービス内での消費」を前提に設計されており、業務対価として継続的に受領する用途には規約・税務上のリスクがあるため除外しています。判断に迷う場合は各社サポート、もしくは税理士等の専門家にご相談ください。
⚠️ 個人の判断でギフト券を報酬として受け取る場合の税務上の注意
規約上の扱いとは別に、ギフト券で受け取った報酬も所得税法上は現金と同じく課税対象となります。
- 受領時の時価相当額が事業所得・雑所得として計上対象になります
- 確定申告で正しく申告する義務があります(金銭以外で支給された経済的利益も所得に該当)
- 「ギフト券だから申告不要」「現金じゃないから少額扱い」という認識は誤りで、後日の税務調査で追徴課税のリスクがあります
取り扱いに迷う場合は 国税庁 の所得税情報を参照のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。CREARY は税務助言を提供するものではありません。
参考: 税理士ドットコム「個人事業の報酬としてAmazonギフト券をもらった場合」(事業所得 or 雑所得として「もらった日に収益計上」と税理士が明言)
🚫 LINE Pay
日本国内の LINE Pay は 2025 年 4 月 30 日でサービス終了しています(送金機能は同年 4 月 23 日に停止)。新規利用も既存利用もできないため、掲載していません。
🚫 Amazon Pay
Amazon Pay は受け取り側の販売事業者契約が 日本法人のみに限定されており、個人事業主は契約できません(2026 年 5 月時点)。将来的に個人事業主への開放が公式アナウンスされた際に追加検討します。
🚫 BASE Pay
BASE は EC ショップ開設サービスであり、受託制作の代金受取(業務委託対価の直接受取)には向かない設計です。デジタルコンテンツ販売・グッズ販売には有用ですが、「対応可能決済方法」として表示すると依頼者の誤解を招くため掲載していません。
9. 免責事項
- CREARY は決済処理を行いません。取引・契約・トラブル対応はクリエイターと依頼者の間で完結します
- このページの情報は 2026 年 5 月時点の各社規約・公式情報に基づいています。手数料・申込み条件・規約は予告なく変更される可能性があるため、申込時には必ず最新の各社公式情報をご確認ください
- 各サービスの規約解釈について、CREARY は法的助言を提供するものではありません。判断に迷う場合は各サービスのサポート、もしくは専門家にご相談ください
- クリエイターが規約違反となる方法で報酬を受け取った場合、その責任はクリエイター自身に帰属します